9月の新刊:レトロの街

2021年 9月 24日 コメントは受け付けていません。

レトロの街_書影童話詩集 レトロの街
須田慎吾(著)

判型:四六判上製函入
頁数:230頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0589-1 C0092
装幀:西山孝司
9月下旬発売!

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詩と童話の統合を試みた文学的挑戦!
組曲を思わせる独自の形式、童話詩集。モザイク広場に集まる子どもたち、卵の中で空の飛び方を考えていた鳥族、夢を運ぶ南十字のシリウス、マカロン六番街を転がるまるめろ、そして玩具祭とオモチャ・オブ・ジ・イヤーの受賞式……口笛吹きの歌声からこだまする《レトロの街》の物語。


目次
プレリュード

序幕 

朝の部 
鳥よ 
口笛吹きのめざめ 
すとりーと・おるがん 
小さな橋のすとりーと・おるがん 
フーガ 
ミルク配りのロバ 
街の点燈夫 
子どもたちと窓辺の鳥族 
ぷらっとほーむで 
鳥族の紳士 
郵便配りも夢みのように 
おだやかな朝に 
薄明のなかで 
夜明けびとに 
からくりの街で 

昼の部 
小窓 
おもちゃ箱の世界 
ブリキたちの企て 
街の日時鐘 
口笛吹きと鳥族の歌は 
まるめろの通り道 
三角の街角で 
えかきさんのおはなし 
街の掃除夫(子どもたちが夢をみているのは) 
油彩画 
まっしろな壁に 
街のデッサン 
忘れかけていた午後に 
ポリフォニー 
玩具祭 

夜の部 
ひかりなく 
シリウスと夢の運び屋 
えれきてる天宮図 
夜景のポエティカ 
屋根の上で眠る少年 
月と、屋根の上で眠る少年 
小曲 
眠ろうとするものたちに 
大地の底の小鳥たち 
うらぎられて 
ぼくはうそを 
トッカータ ――あまりにも長いいのちを―― 
トッカータ――ぼくに傷つけられたものたちが―― 
コラール(旅立ち) 
旅に出ようとするのは 
復活の朝に 

終幕 

エピローグ 

あとがき ――さいごの童話詩集が生まれた日 ――

著者について
須田慎吾(すだしんご)
16歳、宮沢賢治『春と修羅』を読んで詩を書き始め、17歳で出会った萩原朔太郎『月に吠える』の衝撃から、詩人になる決心をする。モディリアーニ、パラジャーノフ、ロシア東欧のアニメーション映画、60年代イギリスや70年代イタリアのロック音楽を愛する。おもな著書に、詩集『風のめざめに』(1999年、詩学社)、詩集『ぼくのめがかげろうになるとき』(2007年、てらいんく)、童話詩集『シビューレ・コンクール』(2010年、日本図書出版センター)がある。

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