2月の新刊:黒でも白でもないものは

2023年 2月 13日 コメントは受け付けていません。

黒でも白で_カバー_20230126_ol黒でも白でもないものは
加藤有希子(著)

判型:四六判上製
頁数:140頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0704-8 C0093X
装幀:かくだなおみ
2月下旬頃発売!

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色彩のない世界
2056年、太陽の異常活動〈シンギュラリティ〉により、人類は色覚と生殖能力を失った。
激変する自然環境、破綻する経済、「色覚の回復」を唱える陰謀者たち……
色彩を失った人びとは、黒と白の世界のなかで、やがて訪れる終焉を静かに待ち続けていた。
滅びゆく世界のなかで、人びとが見出した究極の幸せとは……

*だいまりこの「未来に残したい授業」にて、本書が取り上げられました!
(2023年7月28日追記)




著者について
加藤有希子(かとうゆきこ)
1976年、横浜市に生まれる。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。専攻は美学、芸術論、色彩論。主な著書に、『新印象派のプラグマティズム――労働・衛生・医療』(三元社、2012年)、『カラーセラピーと高度消費社会の信仰――ニューエイジ、スピリチュアル、自己啓発とは何か?』(サンガ、2015年)などが、小説に『クラウドジャーニー』(水声社、2021年)がある。

関連書
クラウドジャーニー/加藤有希子/2000円+税

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