7月の新刊:『家出の道筋』

2011年 7月 19日 コメントは受け付けていません。

iede_coverジョルジュ・ペレック 酒詰治男訳

家出の道筋

四六判上製232頁/定価2500円+税
ISBN978-4-89176-837-9 C0097 7月29日頃発売!


なぜ書くのか、
そしてどのように書いたのか?


超大作『人生 使用法』や『煙滅』を書いた、前代未聞の怪物作家ペレック。
自伝的短篇や文学論、対談など、ペレックの全貌にせまる
重要なテクスト19編を集めたアンソロジー!

◎ 本書にはペレックの『日常下 l’infra-ordinaire』の一部のテクストが収録されています。
この作品にオマージュを捧げたともいえる、
『ジャック・ルーボーの極私的東京案内 Tokyo infra-ordinaire』も
同時に刊行しておりますので、ぜひこちらもお手にとってごらん下さい。


【目次】

パラシュート降下
ヌーヴォー・ロマンと現実拒否
ロベール・アンテルムあるいは文学の真理
家出の道筋
モーリス・ナドーへの手紙
秋のニョッキあるいはぼくについてのいくつかの質問への答え
なににアプローチするのか
千九百七十四年中にぼくが暴飲・暴食した液状・固形飲食物の目録作成の試み
ヴィラン通り
夢とテクスト
記憶の仕事(フランク・ブナイユとの対話)
好き、好きじゃない——連の続きに……
『人生 使用法』のための四つの図形
冬の旅
いとも聖なる場所
それでも死ぬまでになしておくべきであろういくつかのことども
スティル・ライフ/スタイル・リーフ
ロンドン散策
「奉献」——ボース平原からシャルトルのノートル=ダム寺院まで

訳者あとがき

Comments are closed.