編集部より:映画『阪急電車』と水声社

2011年 11月 25日 コメントは受け付けていません。

突然ですが、今春、全国でロードショー公開されて大好評を得た、有川浩さん原作、中谷美紀さん、戸田恵梨香さん出演の映画『阪急電車 片道15分の奇跡』をご覧になったかたも、少なくないことと存じます。わたくし編集某も関西出身なので懐かしく観たものでしたが、この映画にスピンオフ作品があるのをご存知でしょうか? それが、テレビ等で放映されて話題になった『阪急電車 片道15分の奇跡 征志とユキの物語』です。

hankyuこの作品は、原作に描かれていながらオミットされた、征志(永井大さん)とユキ(白石美帆さん)、ふたりの恋のはじまりとその行方を追ったファンタスティックな短篇ドラマなのですが、じつはこのなかに、水声社も出演しているのです!

舞台が図書館という非常にブッキッシュな物語だけに、「本」がふたりの恋の重要な小道具となります。主人公たちはSFがお好きなようで、早川書房さんの本が人気なのですが(笑)、征志さんのほうは、なんと小社の演劇関連書を2冊も手にしてくれています。いやー、こんなところにも読者がいたとは、うれしいことですよ。さあ、どの本のことか、お分かりになったかたはエラい。すごい。

ということで、このたびDVD化された『阪急電車 片道15分の奇跡 征志とユキの物語』、エンドロールにはしっかり小社もクレジットされていますので、ぜひぜひご覧になってみてください。本編26分に特典映像が17分で、お値段も1900円+税と、とてもリーズナブルですよ!(編集某)

*小社の単行本を抜擢してくださった東條政利監督(本作では監督助手)のご配慮に感謝します。

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