1月の新刊:バルザック 《人間喜劇》第3巻 風俗研究︱私生活情景***

2026年 1月 19日 コメントは受け付けていません。

人間喜劇3_書影バルザック《人間喜劇》第3巻
風俗研究︱私生活情景***

オノレ・ド・バルザック(著)
佐野栄一・博多かおる・加藤尚宏・芳川泰久・大竹仁子・八木優・松村博史(訳)

判型:A5判上製
頁数:788頁
定価:12000円+税
ISBN:978-4-8010-0902-8 C0397
1月下旬頃発売!

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「彼の中には二人の人物がいます。吝嗇家でありながら哲学者でもあり、卑小でありながら偉大な人物なのです」 人間喜劇第3巻 刊行
第3巻では、母との死別を経て精神的成長を遂げる少年たちを描いた短編『柘榴屋敷』や、社会的公正を行う者もまた、私生活では一人の傍観者にすぎない〈観察者〉としての代訴人を描く『ゴプセック』など6 の中短編小説を収録。

責任編集 私市保彦/柏木隆雄
本巻編集委員 柏木隆雄
装幀:西山孝司



【目次】

柘榴屋敷
捨てられた女
オノリーヌ
ベアトリクス
ゴプセック
三十女

資料
『ベアトリクス』初版序文(スヴラン版、一八三九年)
『三十女』序文(べシェ版、一八三四年)
『三十女』版元による覚書

作品解題 

【訳者について】
佐野栄一(さのえいいち)
1951年、北海道に生まれる。青山学院大学大学院博士課程単位取得退学。流通経済大学名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『バルザックを読むII 評論編』(共著、藤原書店、2002年)、『バルザック「人間喜劇」ハンドブック』(共著、藤原書店、2002年)、『セザンヌと『知られざる傑作』――近代絵画の誕生と究極美の探求』(三元社、2024年)などがある。
博多かおる(はかたかおる)
東京大学大学院およびパリ第七大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、上智大学文学部フランス文学科教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『19世紀フランス文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2014年)、専攻、フランス文学。主な訳書に、バルザック『ガンバラ――バルザック芸術/狂気小説選集2』(水声社、2010年)、パスカル・キニャール『約束のない絆』(水声社、2016年)などがある。
加藤尚宏(かとうなおひろ)
1935年、東京都に生まれる。早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学名誉教授。2015年没。専攻、フランス文学。主な著書に、『バルザック 生命と愛の葛藤』(せりか書房、2005年)、訳書に、バルザック『村の司祭』(東京創元社、1975年)、オーウェン『黒い玉』(東京創元社、1993年)などがある。
芳川泰久(よしかわやすひさ)
1951年、埼玉県に生まれる。早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学文学学術院名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む』(せりか書房、2015年)、『謎とき「失われた時を求めて」』(新潮社、2015年)、小説に『歓待』(水声社、2009年)、訳書に、バルザック『サラジーヌ 他三篇』(岩波書店、2012年)、『二人の若妻の手記』(水声社、2016年)などがある。
大竹仁子(おおたけひろこ)
1940年、中国の済南市に生まれる。京都大学大学院博士課程修了。嵯峨美術大学名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『フランス文学/男と女と』(共著、勁草書房、1991年)、『バルザックとこだわりフランス ちょっといい旅』(共著、恒星出版、2003年)、主な訳書に、ロール・シュルヴィル『わが兄バルザック』(共訳、鳥影社、1993年)、スタール夫人『ドイツ論』(共訳、鳥影社、2000年)などがある。
八木優(やぎゆたか)
1985年、京都府に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。専攻、フランス文学。現在、美術商。
松村博史(まつむらひろし)
1963年生まれ、奈良県出身。京都大学大学院博士後期課程満期退学。現在、近畿大学文芸学部教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『バルザックとこだわりフランス』(共著、恒星出版、2003年)、『近代科学と芸術創造』(共著、行路社、2015年)などがある。

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