2月の新刊:かみ派の美術 諏訪につどった前衛たち1969–1974

2026年 1月 21日 コメントは受け付けていません。

かみ派_書影かみ派の美術 諏訪につどった前衛たち1969–1974
木内真由美+細谷修平+大司百花+古家満葉(編)

判型:B5判並製
頁数:248頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0896-0 C0070
装幀:木村稔将
2月上旬発売!

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1960–70年代、絵画や彫刻といった物質的な作品から距離をとり、「ことば」や「行為」を通じて哲学的に社会と向き合おうとする前衛たちがいた――
松澤宥周辺の諏訪につどい、非物質な芸術を目指した〈かみ派〉の芸術を、膨大な資料から総覧する!

目次

諏訪につどった表現者たちの記録をひらく1969–1974 木内真由美

表現者たちのつどい
表現者たちの姿
現代思潮社美学校 諏訪分校

京都の蠢き――1970年代、水上旬の動きを中心に 橋本梓

美学校諏訪分校とその展開 大司百花

松澤宥アーカイブに残された海外通信について 古家満葉

〈精神生理学研究所〉――メディア論を背景としたコレクティヴ 伊村靖子

表現者たちの声
[インタビュー]芦沢泰偉
[インタビュー]田中孝道

新たなる旅立ち――転戦する表現1970 細谷修平

Summary of Essays

[巻末付録]
世界蜂起 THE WORLD UPRISING 1971
世界蜂起 THE WORLD UPRISING 1972, 73
カタストロフィー・アート CATASTOROPHE ART

編者について
木内真由美(きのうちまゆみ)
1969年生まれ。マンチェスター大学大学院博物館・美術館学修士課程修了。現在、長野県伊那文化会館学芸員。長野県信濃美術館(現・長野県立美術館)学芸員などを経て現職。地域の作家の顕彰、地域に存する美術作品や資料の調査・研究に携わる。2016年より、松澤宥が所蔵していた資料整理に取り組み、「生誕100年 松澤宥」(長野県立美術館、2022年)を企画した。
細谷修平(ほそやしゅうへい)
1983年生まれ。和光大学大学院社会文化総合研究科修了。美術・メディア研究者。現在、和光大学客員研究員、(一社)戦後芸術資料保存代表理事。日本戦後芸術のドキュメンテーションに取り組む。主な編著に、『反万博の思想 加藤好弘著作集』(河出書房新社、2025年)、『メディアと活性 What’ s media activism?』(インパクト出版会、2012年)、『日本のテロ 爆弾の時代60s–70s』(共著、河出書房新社、2017年)などがある。
大司百花(たいしももか)
2000年生まれ。現在、信州大学総合人文社会科学研究科修士課程在籍。地域における芸術実践に関心を持ち、現在は松澤宥と諏訪地域の文化実践の相関を研究している。
古家満葉(ふるいえみつは)
1989年生まれ。一橋大学言語社会研究科修士課程修了。現在、静岡県立美術館主任学芸員。川崎市市民ミュージアム、長野県立美術館を経て現職。専門は近現代版画史。「生誕100年 松澤宥」(長野県立美術館、2022年)を副担当。論文に、「1920・
30年代アメリカにおける新版画受容とコレクション形成の一断面」(『近代画説』34号、2025年)などがある。

関連書
ザ・プレイ――流れの彼方/橋本梓/3500円+税
戦後初期日本のアートとエンゲージメント/ジャスティン・ジェスティ/山本浩貴訳/6000円+税

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