3月の新刊:バルザック 《人間喜劇》第5巻 風俗研究︱地方生活情景*
2026年 3月 13日 コメントは受け付けていません。
バルザック《人間喜劇》第5巻
風俗研究︱地方生活情景*
オノレ・ド・バルザック(著)
加藤尚宏・芳川泰久・柏木隆雄(訳)
判型:A5判上製
頁数:478頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0904-2 C0397
3月下旬発売!
「地方の片田舎には、真摯な研究に値するいくたりかの人間に出会うことになる」
人間喜劇第5巻 刊行
金に目が眩んだいとこに財産を横取りされるユルシュール。自分の財産を捧げた男に裏切られるウジェニー。愛と卑劣さを中心に、あらゆる側面から地方生活の「情景」を描き出す、『ユルシュール・ミルエ』、『ウジェニー・グランデ』の2篇を収録。
責任編集 私市保彦/柏木隆雄
本巻編集委員 柏木隆雄
装幀 西山孝司
【目次】
ユルシュール・ミルエ
ウジェニー・グランデ
資料
「地方生活情景」序文(1834年)
『ウジェニー・グランデ』初版序文(シャルパンティエ版、1833―1839年)
『ウジェニー・グランデ』初版のエピローグ
作品解題
【訳者について】
加藤尚宏(かとうなおひろ)
1935年、東京に生まれ、2015年東京に没した。早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『バルザック 生命と愛の葛藤』(せりか書房、2005年)、訳書に、バルザック『村の司祭』(東京創元社、1975年)、オーウェン『黒い玉』(東京創元社、1993年)などがある。
芳川泰久(よしかわやすひさ)
1951年、埼玉県に生まれる。早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学文学学術院名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む』(せりか書房、2015年)、『謎とき「失われた時を求めて」』(新潮社、2015年)、小説に『歓待』(水声社、2009年)、訳書に、バルザック『サラジーヌ 他三篇』(岩波書店、2012年)、『二人の若妻の手記』(水声社、2016年)などがある。
柏木隆雄(かしわぎたかお)
1944年、三重県に生まれる。大阪大学大学院博士課程修了。パリ第七大学博士課程修了。博士(文学)。大阪大学名誉教授、大手前大学名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『こう読めば面白いフランス流日本文学』(大阪大学出版会、2017年)、『バルザック詳説』(水声社、2020年)、主な訳書に、バルザック『暗黒事件』(ちくま文庫、2015年)などがある。