8月の新刊:『アントロポゾフィー協会の進化について』

2014年 8月 21日 コメントは受け付けていません。

アントロ書影アントロポゾフィー協会の進化について

パウル・マッカイ/入間カイ訳
46判/167頁/定価2500円+税
ISBN978-4-8010-0054-4 C0014 好評発売中
装幀=齋藤久美子

アントロポゾフィー協会はどのように進化するのか? 33年の周期で発展してゆくその過程で発生する課題を示しつつ、時代の運命ときわめて深く結びついた、これからの協会のあり方を語る、ゲーテアヌム理事による講演集。

【目次】
まえがき(上松佑二)
秘教性と公共性——アントロポゾフィー協会の「明らかなる秘密」について
序/アントロポゾフィー協会の進化について/アントロポゾフィー協会の課題について/いかにすればクリスマス会議の基盤に立ちつつ、世界への架け橋を形成できるか?/付記
ミカエル共同体としてのアントロポゾフィー協会——礎石のことばにおける「私たち」について
序/I 個性化と現代の社会的要請/礎石のリズムと人間本質の構成要素/霊我の質的表現としての「私たち」/II カルマ連関における原則と例外/九世紀の出来事/四世紀の出来事/死の秘儀と悪の秘儀/第二の磔刑と復活/自由意志からの行為/カルマ真実の再生
付録 礎石のことば/定礎の言葉(上松佑二訳)/黒板に書かれた《リズム》

訳者あとがき

【著者】
パウル・マッカイ(Paul Mackay)  1946年香港生まれ。国際金融の分野で数年働いたあと、1996年より、普遍アントロポゾフィー協会理事、2000年より、ドルナッハのゲーテアヌム精神科学自由大学社会部門代表、2012年よりアーレスハイムのヴェレダ株式会社管理委員会会長。
【訳者】
入間カイ(いるまかい) 1963年、鎌倉市に生まれる。現在、那須内海学園那須みふじ幼稚園理事長・園長。一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会〔http://jaswece.org/〕代表理事。ゲーテアヌム医学セクション外部研究員。主な著・訳書に『三月うさぎのティータイム』(南方新社)、『これからのシュタイナー幼児教育』(春秋社)、『小児科診察室』(グレックラー/ゲーベル共著、水声社)などがある。

【シュタイナーの本】
輪廻転生とカルマ 西川隆範訳 2500円+税
人智学指導原則 西川隆範訳 2500円+税
霊視と霊聴 西川隆範訳 2000円+税
医学は霊学から何を得る事ができるか 中村正明訳 1500円+税

【入間カイの本】
シュタイナーが協会と自由大学に託したこと ルドルフ・シュタイナー 入間カイ訳 3500円+税
乳幼児のためのシュタイナー保育 バーナデット・ライチェル 入間カイ訳 2500円+税
シュタイナー教育基本指針Ⅰ ライナー・パツラフ、クラウディア・マッキーン他 入間カイ訳 2500円+税

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