編集部通信(So)

2009年 12月 16日 コメントは受け付けていません。

水声社では今年6月に、パリでのどん底生活とユニークな交遊を綴った
自伝的小説『パラダイスの乞食たち』(→)を刊行しましたが、
詩人、水彩画家、編集者でもあった著者のアーヴィング・ステットナーは
晩年、日本で生活し、様々な人たちとの文化的交流がありました。

ステットナーが編集・出版するリトルマガジン『ストローカー』には、
生前のヘンリー・ミラーも寄稿し、日本人も参加しています。
ステットナーの友人で映画監督の松下俊文氏もこの前衛的な雑誌に
寄稿していたそうですが、このたび、南米ボリビアで撮影した新作映画、
『パチャママの贈りもの』(→ 日本・アメリカ・ボリビア合作)が
ロードーショー公開されるはこびになりました。

まずは、12月19日(土)より東京渋谷のユーロスペース(→)で上映されますが、
面白そうなので私も足を運んでみようかと思っています。

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