5月の新刊:中村真一郎手帖⑬

2018年 5月 8日 コメントは受け付けていません。

中村真一郎手帖13中村真一郎手帖⑬
中村真一郎の会(編)

判型:A5判並製
頁数:88頁
定価:1000円+税
ISBN:978-4-8010-0332-3 C0091
装幀:齋藤久美子
好評発売中!


生誕100年

戦後文学の旗手・中村真一郎の業績を顕彰する研究・活動を続けている〈中村真一郎の会〉の機関誌第13号。中村真一郎の文学世界への誘いとなる荒川洋治、尾崎真理子の講演録の他、真一郎の小説、エッセイ、文学論、さらには映画脚本までを多角的に考察する論考やエッセイを収録。

目次
中村真一郎の風景 荒川洋治
中村真一郎さんから渡されたもの 尾崎真理子
中村真一郎『芥川龍之介の世界』との出会い、そしてその意味 宮坂覺
中村真一郎の『とりかへばや物語』論 朝比奈美知子
中村真一郎の映画 山本裕志
プルーストへの思い 深澤茂樹
故旧哀傷・中村真一郎 中村稔
ドレフュスからバベルへ 平野新介
佐岐さんとの思い出 松岡みどり
『愛をめぐる断想』と『月刊つり人』 鈴木康友
昭和47年2月28日 後藤俊行
中村真一郎に甦るネルヴァル――分身の問題(1) 小林宣之
近況/短信/趣意書/会則

Comments are closed.