12月の新刊:はじまりの夜《パスカル・キニャール・コレクション》

2020年 12月 10日 コメントは受け付けていません。

はじまりの夜にはじまりの夜
《パスカル・キニャール・コレクション》
パスカル・キニャール(著)
大池惣太郎(訳)

判型:46判上製
頁数:246頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0229-6 C0397
装幀:滝澤和子
12月25日頃発売!

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イメージとはなにか
自らが不在でありながら、自らの起源でもある、孕まれた即夜。夜の画家たちによって生み出された起源の場面から、イメージなるものを考察する、幻想的な絵画論。

著者について
パスカル・キニャール(Pascal Quignard) 
1948年、ノルマンディー地方ユール県に生まれる。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心。古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う作品を精力的に発表しつづけている。

訳者について
大池惣太郎(おおいけそうたろう)
1982年、東京に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。パリ大学(パリ・ディドロ第7大学)博士課程修了。博士(テクストおよびイメージの歴史と記号学)。現在、明治学院大学文学部専任講師。専攻、20世紀フランス文学、フランス思想。主な著書に、Cahiers Bataille, n° 4(collectif, éditions les cahiers, 2019)、訳書に、ホルヘ・センプルン『人間という仕事』(共訳、未来社、2015年)などがある。

パスカル・キニャール・コレクション
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