新シリーズ《パスカル・キニャール・コレクション》刊行開始!

2016年 12月 12日 コメントは受け付けていません。

キニャール
レヴィナスのもとで哲学を学んだ思索家であり、卓越したストーリーテラーでもあるパスカル・キニャール(1948–)。
彼の小説作品(本邦初訳)だけでなく、作家のライフワークである〈最後の王国〉シリーズ全巻(現時点)と、音楽論、舞踏論、絵画論など、全15冊に集成します。作家の全貌に迫るラインナップです。
内容見本呈(全国の書店でも配布しております)。
詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

記念すべき第一回配本(12月25日頃発売!)は、
『いにしえの光』『約束のない絆』を二冊同時に刊行します。






キニャールいにしえ

いにしえの光
 〈最後の王国2〉
小川美登里(訳)

判型:四六判上製
頁数:336頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0221-0 C0397
異時間の恍惚
時間に論理性はない――
ナチス以後、また原爆投下以後の、「人間性の終焉」の時代に、滅びることなくいきいきと甦る古代壁画。
無情の時間の流れの彼方にある性の輝きを探究する、ベルグソンを専攻していた著者ならではの「時間」論。

訳者について
小川美登里
1967年、岐阜県に生まれる。筑波大学人文社会系准教授(専攻、フランス現代文学)。ジェンダー、音楽、絵画、文学などにも関心をもつ。主な著書に、La Musique dans l’œuvre littéraire de Marguerite Duras(L’Harmattan, 2002)、Voix, musique, altérité : Duras, Quignard, Butor(L’Harmattan, 2010) 、Midori OGAWA & Christian DOUMET(dir.), Pascal Quignard, La littérature à son Orient(Presses Universitaires de Vincennes, 2015)、Dictionnaire sauvage, Pascal Quignard(collectif, Herman, 2016)などがある。






キニャール約束

約束のない絆
博多かおる(訳)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0222-7 C0397

あなたが行くならどこへでも、
わたしは行きたい

友人の結婚式をきっかけに、故郷の町に帰ってきたクレール。思いがけず弟ポールと、海辺の小屋で暮らすこととなる……
リュミエール兄弟が初めてカラー写真を作った洞窟のある町を舞台に繰り広げられる、弟、老ピアノ教師、かつての恋人シモンらとの、親密で奇妙なつながり。
キニャールが最も愛する、美しき光の物語。

訳者について
博多かおる
1970年、東京に生まれる。東京大学卒業、同大学大学院およびパリ第7大学博士課程修了。博士(文学)。フランス、ローマンヴィル音楽院ピアノ科・室内楽科卒業、音楽研究国家資格(DEM)取得。現在、東京外国語大学准教授。主な著書に、『十九世紀フランス文学を学ぶ人のために』(世界思想社、2014年、共著)、訳書に、ギヨーム・デュプラ『地球のかたちを哲学する』(西村書店、2010年)、『ガンバラ:バルザック芸術/狂気小説選集2』(水声社、2010年)などがある。







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