2月の新刊:明治初期洋画家の留学とフランスのジャポニスム
2019年 3月 22日
明治初期洋画家の留学とフランスのジャポニスム
大手前大学比較文化研究叢書14
小林宣之(編)
判型:A5判上製
頁数:234頁+別丁図版8頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0393-4 C0370
装幀:宗利淳一
好評発売中!
2019年 3月 22日
明治初期洋画家の留学とフランスのジャポニスム
大手前大学比較文化研究叢書14
小林宣之(編)
判型:A5判上製
頁数:234頁+別丁図版8頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0393-4 C0370
装幀:宗利淳一
好評発売中!
2019年 3月 22日
対談:山本貴光×塚本昌則
これからの文学問題
〜『文学との訣別』刊行記念イベント〜
文学との訣別――近代文学はいかにして死んだのか
「これからの文学問題」〜『文学との訣別』刊行記念イベント〜
いま、文学はどんな状況にあるでしょうか。出版各社から続々と力のこもった文学全集が刊行され、人びとから教養として求められていた黄金時代は遠くなりました。現在では、インターネットを舞台とした動画やゲームをはじめとする多様なコンテンツのなかに埋もれつつあるようにも見えます。また、大学における文学部の低迷もささやかれる昨今、これからの文学はどのようになっていくのでしょうか。
このたび小社より刊行したウィリアム・マルクスの『文学との訣別』(塚本昌則訳)は、こうした状況を考える上で大きな手がかりとなる本です。著者は、18世紀のフランスで栄光の絶頂を迎えていたヨーロッパの文学が、20世紀にかけてどのように力を失い、凋落の途を辿ったのかを描き出しています。社会と文化の動きを背景として、作家たちは、批評家たちは、そして作品は、どのように世界と向き合ったのか。マルクスは、同書でこの問題に光を当て、時代とともに変わりゆく「文学」の見取り図を示しながらその力学を読み解いてみせます。
この刊行記念イベントでは、『文学問題(F+f)+』の著者で現在、『文藝』で文芸季評を担当している山本貴光さんをゲストにお迎えして、本書の訳者でフランス文学研究者の塚本昌則さんと『文学との訣別』を繙きながら対談していただきます。文学とはなにか、これからどうなってゆくのか。文学の来し方行く末を考えるこの機会に、ぜひお運びください。
※参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(http://www.honnonihohi.jp/)をご覧ください。
場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年4月19日(金)
開場:19:00~21:00 (18:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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2019年 3月 19日
有限存在と永遠存在
存在の意味への登攀の試み
エーディト・シュタイン(著)
道躰章弘(訳)
判型:A5判上製
頁数:602頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0420-7 C0010
装幀:西山孝司
3月下旬発売!
2019年 3月 13日
文学との訣別
近代文学はいかにして死んだのか
ウィリアム・マルクス(著)
塚本昌則(訳)
判型:四六判上製
頁数:344頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0395-8 C0098
装幀:Gaspard Lenski
3月25日頃発売!
文学という概念が18世紀以降、ヨーロッパで被った異様な変化、宗教に置き換わるような勢いを見せながら、事実に基づかない、ほとんど信頼のおけない書き物の位置にまで失墜するという、振れ幅の広い変化が見えてくる。(……)それまでの調和ある美の理想から、個人の感性に直接働きかけ、激烈な反応を引き起こす崇高の美学を追い求めることで文学の領域はどんどん拡張されていったが、それを生みだした社会そのものから離反して自律した世界を創りあげようとし、やがて自閉状態におちいって生命力の源泉を失っていったというのである。――「訳者あとがき」より
2019年 3月 12日
アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
イタリアをめぐる幻想の美学
松原冬二(著)
判型:A5判上製
頁数:400頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0414-6 C0098
装幀:滝澤和子
4月上旬発売!
2019年 3月 8日
対談:小林康夫×國分功一郎
午前四時の哲学
〜『午前四時のブルー Ⅱ』刊行記念イベント〜
午前四時のブルー Ⅱ 夜、その明るさ(責任編集=小林康夫)
水声社が送り出す『午前四時のブルー』は、文学、芸術、哲学のフィールドで活躍する方々に、特集のテーマに沿って書かれたテクストを寄稿していただく新しい試みの雑誌です。
本イベントでは「午前四時の哲学」と題し、「夜、その明るさ」をテーマにした第Ⅱ号で「哲学とあの世――ソクラテス、プラトン、死」という刺激的なテクストをご寄稿いただいた國分功一郎氏をお招きし、本誌の“庭師”をつとめる小林康夫氏と対談していただきます。考えるヒントを与えてくれる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(http://www.honnonihohi.jp/)をご覧ください。
場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年3月23日(土)
開場:15:00~17:00 (14:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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2019年 3月 7日
都市盛衰原因論
イタリアルネサンス文学・哲学コレクション①
ジョヴァンニ・ボテロ(著)
石黒盛久(訳)
判型:A5判上製
頁数:216頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0401-6 C0310
装幀:西山孝司
3月下旬発売!
2019年 3月 6日
イタリアルネサンス文学・哲学コレクション
全6巻
責任編集=澤井繁男
判型:A5判上製
予定頁数:160-400頁
予定価格:2500-6000円+税
装幀:西山孝司
3月下旬刊行開始! 年内完結予定。
内容見本呈。PDFでダウンロードできます。
〔表紙/各巻紹介〕(実際のものとは配色が異なります)
全国の書店でも配布しております。
2019年 3月 1日
セルバンテスの批評
本田誠二(編)
本田誠二+アンソニー・クロース+アメリコ・カストロ+ブルース・W・ウォードロッパー+フランシスコ・マルケス・ビリャヌエバ(執筆)
判型:A5判上製
頁数:478頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0397-2 C0098
装幀:宗利淳一
3月上旬発売!
2019年 2月 27日
日本映画における〈音〉
――小津安二郎と溝口健二を中心に
来る2019年3月5日(火)に、東北大学片平さくらホールにて、公開シンポジウム『日本映画における〈音〉――小津安二郎と溝口健二を中心に』が開催されます。
日時:2019年3月5日(火)14:00〜17:00
場所:東北大学大学 片平さくらホール2階 会議室
予約不要、入場無料です。詳細はこちらをご覧ください。
昨年に引き続き、「なぜ日本映画がこれほどまで国際的支持を集めているのか?」「今、日本映画に何が期待されているのか?」という2つの問いを考えることで、日本映画がもつ意義・価値を再検討するシンポジウムとなります。
二度目となる今回は、小津・溝口映画における〈音〉がいかなる役割を果たしているのかを議論するために、この分野を代表する気鋭の研究者2人の発表があります。小社でも『川島雄三は二度生まれる』においてご寄稿いただいた長門洋平さんが登壇される予定です。日本映画の魅力に触れる本シンポジウムに、ぜひご参加ください。
2019年 2月 19日
クリスチャン・ボルタンスキー
Lifetime
国立新美術館+国立国際美術館+長崎県美術館(編)
判型:B5判変型上製
頁数:208頁、全頁カラー
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0392-7 C0072
ブックデザイン:折原滋
2月中旬発売!
2019年 2月 7日
トランジット
《フィクションの楽しみ》
アブゥドゥラマン・アリ・ワベリ(著)
林俊(訳)
判型:四六判上製
頁数:193頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0407-8 C0097
装幀:宗利淳一
2月20日発売!
2019年 2月 4日
私は知っている
イト・ナガ(著)
中山慎太郎(訳)
判型:A5変形判上製
頁数:144頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0359-0 C0097
装幀:宗利淳一
2月下旬頃発売!
2019年 2月 4日
引用の文学史
フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史
篠田勝英・海老根龍介・辻川慶子(編)
判型:A5判上製
頁数:376頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0394-1 C0098
装幀:西山孝司
2月下旬頃発売!
2019年 2月 1日
安藤元雄詩集集成
解説=野村喜和夫
判型:A5判上製函入
頁数:582頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0387-3 C0092
装幀:山崎登
好評発売中!
2019年 1月 25日
イマジュリー
19世紀における文学とイメージ
フィリップ・アモン(著)
中井敦子・福田美雪・野村正人・吉田典子(訳)
判型:A5判上製
頁数:448頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0370-5 C0098
装幀:滝澤和子
2月上旬発売予定!
2019年 1月 25日
記憶は闇の中での狩りを好む
《批評の小径》
ジェラール・マセ(著)
桑田光平(訳)
判型:46判上製
頁数:168頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0367-5 C0098
装幀:宗利淳一
好評発売中!
2019年 1月 18日
ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』刊行記念イベント
都甲幸治×日吉信貴×深沢レナ
ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ
~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~
日程:2019年2月6日(水)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:19:00~21:00(18:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
[当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)
※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20190206_po/)をご覧ください。
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2019年 1月 17日
フランク・オハラ
《水声文庫》
飯野友幸(著)
判型:四六判上製
頁数:219頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0386-6 C0098
装幀:宗利淳一
好評発売中!
2018年 12月 29日
もうひとつの『異邦人』
ムルソー再捜査
叢書《エル・アトラス》
カメル・ダーウド(著)
鵜戸聡(訳)
判型:四六判上製
頁数:208頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0243-2
装幀:宗利淳一
2019年1月中旬頃発売!