《コメット・ブッククラブ》会費無料期間再延長と、第3弾メールマガジン公開のお知らせ

2021年 12月 27日 コメントは受け付けていません。

2021年12月より会費有料化を予定していた《コメット・ブッククラブ》ですが、ご好評につき、会費無料期間をさらに2022年9月まで延長いたします。有料化の詳細につきましては、2022年4月以降、あらためてご案内いたします。
ひきつづき、《コメット・ブッククラブ》をどうぞよろしくお願いいたします。

また、《コメット・ブッククラブ》の月刊メールマガジン『コメット通信』第9号〜第14号(2021.4-9)を一般公開いたします。
第1号〜第4号はこちらで、第5号〜第8号はこちらで公開中です。
ぜひ、この機会にご覧ください。

* ご入会についてはこちらをご覧ください。メールマガジンの他、「書籍の特価での購入」や「イベントへのご優待」など、さまざまな特典があります。


・第9号(2021.4)
コメット通信第9号
【特集 うけつがれるメキシコ文学】
受け継がれゆく文学帝国メキシコの遺産 寺尾隆吉
メキシコ映画のネットワーク――レオノーラ・キャリントン‐マリア・フェリクス‐フアン・ルルフォ‐三船敏郎 仁平ふくみ
雨の後のヨーロッパをはなれて――レオノーラ・キャリントンとエレナ・ポニアトウスカ 富田広樹

トンデモナサと明るさ――千石英世『地図と夢』 福間健二
「鈍色の戦後」 暮沢剛巳


・第10号(2021.5)
コメット通信第10号
【特集 『新型コロナウイルス感染症と人類学』を読む】
〈地球の慢性疾患〉とともに生き,考えるために 松嶋健
パンデミックとパンデミック性 美馬達哉
読者への開かれ 田中功起
あたたかいツッコミ 飯田淳子


・第11回(2021.6)
コメット通信第11号
【特集 翻訳をめぐって】
‘Foreign language’は「外国語」か? 松田憲次郎
厄病神に導かれて 三枝大修
発見の悦び,評釈の愉しみ――『カラマーゾフの兄弟』を翻訳して 杉里直人

ある造語から 森元庸介
「生きていること」のアナロジー 水野友美子


・第12回(2021.7)
コメット通信第12号
【特集 ロベール・パンジェ】
散文によるひとり連歌のようなもの――『パッサカリア』 芳川泰久
慎みと不遜――ロベール・パンジェをめぐって 堀千晶
優れた小説家は上手く破綻する 鈴木創士
想像(する/される)ラジオとしての小説家 佐々木敦

ブランショあるいはレシの経験 千葉文夫
個人の危機と芸術――ハロルド・ローゼンバーグ『芸術の脱定義』をめぐって 勝俣涼
イランの水タバコの行方 谷憲一
文化人類学者と詩人のこと 金子遊


・増刊号(2021.8)
コメット通信増刊号
【総特集 没後20年 ピエール・クロソウスキーの思想をめぐって】
はじめに 須田永遠
クロソウスキーと歓待の原理,再び 國分功一郎
聖女テレサの介入――『バフォメット』再訪 千葉文夫
至高の瞬間とシミュラークル 酒井健
読み手によるコミュニティ――「共犯者」の具体的様相 須田永遠
体験について 兼子正勝
クロソウスキーとスコラ神学的歓待論――ポルノスコラグラフィーの神学 山内志朗
予見と行動,あるいはイメージの内乱 森元庸介
二重権力の「ユートピア」――クロソウスキーにおける倒錯としての価値転換 松本潤一郎
有罪性から共犯性へ――2021年5月のクロソウスキー・シンポジウムを終えて 大森晋輔


・第13回(2021.8)
コメット通信第13号
【特集 ヴィクトル・セガレン】
普遍文明人セガレン クリスチャン・ドゥメ
マオリの国 管啓次郎
セガレンにひびくもの 小沼純一
多様性の行方 渡辺諒
《セガレン著作集》全巻完結に寄せて 木下誠

【特集 クリスチャン・ボルタンスキー】
クリスチャン・ボルタンスキーの「来世」 南雄介
悲しみの浄化のために 湯沢英彦
生の儚さに抗う 香川檀
クリスチャン・ボルタンスキーとLifetime 山田由佳子


・第14回(2021.9)
コメット通信第14号
3人のヴィリエ・ド・リラダン 宮下志朗

【特集 ミハイル・バフチン】
ミハイル・ミハイロヴィチ,あなたはいったいなにものですか? 番場俊
バフチンの哲学的源泉について私が推測する二,三の事柄 貝澤哉
バフチンと日本近代哲学――1920年代バフチンの行為の哲学と1930年代日本の哲学文化 佐々木寛
バフチン先生は何を学生たちに教えたのか――対話理論と教育実践 田島充士
バフチン的〈対話主義〉の効用 桑野隆

【追悼 ジャン=リュック・ナンシー】
微笑みを差し出しつつ…… 小林康夫
だれであれ「共に」 安原伸一郎
透明な点 伊藤潤一郎

【追悼 立花英裕】
あまりにも早い,その旅立ちに寄せて 中村隆之

【追悼 高橋透】
サイボーグの心を追い求めた哲学者 坂内太


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