9月の新刊:宮澤賢治の「序」を読む

2016年 9月 18日

宮沢賢治
宮澤賢治の「序」を読む

淺沼圭司(著)

判型:四六判上製
頁数:232頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0170-1 C0095
装幀:宗利淳一
好評発売中!



賢治生誕120年。
《賢治の詩を読むことは、かれのエクリチュールにふれることであり、その声を聞くことにほかならない》

『春と修羅』『春と修羅 第二集』『注文の多い料理店』につけられた短い「序」を読みとくことで、話すように書く詩人のありかた、生、その願いをたどる書き下ろし評論。
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8月の新刊:石蹴り遊び《フィクションの楽しみ》

2016年 9月 17日

石蹴り遊び石蹴り遊び
《フィクションの楽しみ》
フリオ・コルタサル(著)
土岐恒二(訳)

判型:四六判上製
頁数:579頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0193-0 C0097
装幀:宗利淳一
好評発売中!


二通りの読み方をもつ開かれた書物

読者を共犯者に,旅の道連れに,仕立てあげること――。『ユリシーズ』の実験的技法を用いながら,パリ,そしてブエノスアイレスを舞台に現代人の苦悩を描いた,ラテンアメリカ文学屈指の野心作。
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8月の新刊:青春譜

2016年 9月 16日

青春譜
青春譜

武隈信夫(著)

判型:四六判上製
頁数:104頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0195-4 C0092
装幀:滝澤和子
好評発売中!



下町生まれ、船橋市在住の歌人による処女歌集。
昔懐かしい何気ない日常の光景と、歌人の青春の情景が鮮明に甦る172首。
瑞々しい旋律が流れる。
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8月の新刊:小島信夫長篇集成⑩ 各務原・名古屋・国立/残光【全巻完結!】

2016年 8月 15日

小島信夫長篇集成10各務原・名古屋・国立/残光
小島信夫長篇集成⑩
編集委員=千石英世・中村邦生
編集協力=柿谷浩一
解説=平井杏子
月報=大竹昭子・吉増剛造・柿谷浩一
判型:A5判上製
頁数:496頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0120-6 C0393
装幀:西山孝司
8月26日発売!

「小説が進むにつれて人物は『いとおしさ』を増して行く」というのであれば、遺著『残光』は、愛と赦しに満ちた世界である。作中、小島はいくども涙を流す。涸渇した喉から叫び声も漏れず、一滴の涙すら出なかった目から、縷々と涙が流れ出るのだ。(平井杏子「解説」より)

著者生誕100年&没後10年記念出版!
小島信夫のすべての長篇小説を網羅するシリーズ、最終配本=全巻完結!
「アイコさん、ノブさんが来たんだよ。コジマ・ノブさんですよ」
人間の生と愛を追究するとともに、小説の限界へと果敢に挑み続け、その交点に稀代未聞の小説世界を築いた小島信夫。作家とその家族が生きている現実、友人の作家たち、過去の小説、不確かな記憶、そして忘却。すべてを取りこみながら創作を続けた著者が最晩年に見出した、究極の愛のかたちとは……?
講演録を書き継ぐうち、記憶障害の老妻との日々や原稿締切への不安、国立の住居や商店街の模様など様々な話題へと脱線していく奔放な小説空間『各務原・名古屋・国立』、薄明に消えゆく記憶を自作の読み直しの作業の中につなぎ止めようとする遺作『残光』を収録。

★《小島信夫長篇集成》は本巻で全巻完結となります。長らくご愛読いただき、まことにありがとうございました。全巻購読者特典は現在鋭意編集中です。完成次第お届けいたしますので、今しばらくお待ちください。
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8月の新刊:マンガ研究13講

2016年 8月 5日

マンガ研究 書影
マンガ研究13講

小山昌宏・玉川博章・小池隆太(編)

判型:四六判並製
頁数:443頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0168-8 C0095
装幀:齋藤久美子
8月20日頃発売!



マンガ研究の格好の入門書

「マンガ」を論じる上で必要な基礎知識をテーマ別に紹介し,多角的な視点を提示する格好の入門書。
「物語」「キャラクター」などを読み解く表現的な視点から,「観光」「ジェンダー」などの社会的な論点,そして「作家・編集者」や「同人誌」といったマンガ産業をとりまく環境までカバーする,最もアクチュアルかつ包括的な講義テキスト。
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7月の新刊:小島信夫長篇集成⑨ 静温な日々/うるわしき日々

2016年 8月 2日

小島長篇集成9静温な日々/うるわしき日々
小島信夫長篇集成⑨
編集委員=千石英世・中村邦生
編集協力=柿谷浩一
解説=中村邦生
月報=小橋めぐみ・尾崎真理子・小嶋俊明
判型:A5判上製
頁数:456頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0119-0 C0393
装幀:西山孝司
好評発売中!

平穏と異変が重なり合う日々を生きる、本巻の二つの長篇に描かれた主人公とその妻のやりとりを読んでいると、記憶の底が撹てられ、折々の場面で交わした小島信夫との会話が甦ってくる。(中村邦生「解説」より)

著者生誕100年&没後10年記念出版!

小島信夫のすべての長篇小説を網羅するシリーズ、第9回配本。
アルコール中毒とその後遺症に苦しみ入院先を転々とする中年の息子、その介護の疲労から健忘症を患った再婚の妻。日に日に記憶を失いゆく妻と子を前に、老作家は何を思い、何を願うのか……。混沌を極める現代社会における家族と老いの問題を痛ましいながらも軽妙に描き、生の淵源を照らし出す。
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8月の新刊:ベル・エポックの音楽家たち――セザール・フランクから映画の音楽まで

2016年 8月 1日

書影_ベル・エポックベル・エポックの音楽家たち
セザール・フランクから映画の音楽まで
フランソワ・ポルシル(著)
安川智子(訳)

判型:四六判上製
頁数:595頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0169-5 C0073
装幀:西山孝司
8月1日発売!


音楽と諸芸術の知られざる交流史

1870年から1940年までのフランス第三共和政は,まさにラヴェルの時代。それはドビュッシーが道を拓き,サティが超然とし,「六人組」が跳ねっ返り,メシアンが深化させた,フランス音楽の《ベル・エポック》。しかし,彼らの周りには,数多くの才能が煌めいていた。フランク,シャブリエ,デュカス,ルーセル,ケックラン,ブーランジェ,ミヨー,ジョベール,ボードリエ……文学・美術・舞台・音楽・映画との交感に満ち溢れた,知られざる百花繚乱のフランス音楽を総覧する!
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7月の新刊:フランス名婦伝

2016年 8月 1日

名婦伝_書影
フランス名婦伝

ロベール・シャール(著)
松崎洋(訳)

判型:A5判上製
頁数:512頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0191-6 C0098
装幀:西山孝司
7月26日発売!


再発見!
300年の眠りから醒めた18世紀フランスの傑作長篇小説

生涯にわたり、作品は個人によってではなく、共同体によってこそ書かれるべきだと考え、「匿名」を貫き通した謎めいた小説家が、その透徹した眼差しによって、18世紀の恋愛を、貴くも厄介な人間の自然な情念を克明に描いた代表作!
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7月の新刊:無十

2016年 7月 15日

無十無十
斎藤義重(著)
千石英世(編)

判型:A5上製
頁数:299頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0125-1 C0070
装幀:宗利淳一
7月10日発売!



没後15年。新発見資料!
戦後日本を代表する現代美術家による未発表の日記体小説。


戦後の貧苦のなか2人の幼い息子たちを施設にあずけざるをえない状況を切々と綴った「無十」。その前後1945から56年にかけて自作に対する心境, 家族・友人関係,文学・映画・社会問題への関心など「無十」のもととなる日記・日録を収録。
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7月の新刊:アイリッシュ・アメリカンの文化を読む

2016年 7月 13日

アイリッシュアイリッシュ・アメリカンの文化を読む
結城英雄+夏目康子(編)
夏目博明+河原真也+西垣内磨留美+妻鹿裕子+伊達雅彦+吉川信+戸田勉(著)

判型:A5上製
頁数:236頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0192-3 C0098
装幀:齊藤久美子
6月25日発売!

 

17世紀からはじまったアイルランドからの移民が「想像上の共同体」アメリカでどのような役割をはたしたか。

アイルランド移民の歴史をケネディ家の光と闇,アン・サリヴァンの生涯,オスカー・ワイルドの講演,そして『風と共に去りぬ』,『ダイ・ハード』など文学・映画作品をとりあげ多彩な視点から考察する。
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7月新刊:《ドン・キホーテ》見参! ーー狂気を失った者たちへ

2016年 6月 22日

書影(ドン・キホーテ見参)《ドン・キホーテ》見参!
狂気を失った者たちへ
桑原聡

判型:四六上製
頁数:312頁
定価:2500円+税
ISBN:978−4−8010−0190−9 C0098
装幀:西山孝司
7月5日発売!

 

「高貴なる人生」を歩むには? 登場人物たちの、魂を震撼させる数々の名言を頼りにスペイン古典文学の金字塔『ドン・キホーテ』を再読、そのヒントを探る。

《不条理の雄叫びが,現代を打つ──「うねる憧れ」が,見事に描き切られている。ドン・キホーテの夢に,著者の生き方が共振しているに違いない。随所にきらめく熱い「祈り」が,この古典を現代に甦らせたのだ。恋する騎士に,わが脳髄は軋(きし)み続けた。》(著述家・執行草舟)
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6月新刊:やっぱりあきらめられない民主主義

2016年 6月 22日

【書影】民主主義やっぱりあきらめられない民主主義
内田樹+平川克美+奈須りえ(著)

判型:四六並製
頁数:163頁
定価:1500円+税
ISBN:978-4-8010-0187-9 C 0036
装幀:齋藤久美子
6月27日発売!




《「やっぱりあきらめられない」ということは、つまり、「かなりあきらめている」ということなんです(笑)。》

昨今、なにかにつけて耳にする「民主主義」とは、そもそも一体どのようなものなのか。民主主義は、ほかの政体とどのように異なり、どのような働きを担い、そしてなぜ重要だと考えられているのか。こうした素朴な疑問に立ち返り、現代日本における民主主義の「実感」を、思想家・文筆家・政治家が探り当てる。これからの民主主義と付き合っていくための、民主主義「再」入門!
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6月の新刊:【ペレック生誕80周年記念刊行】 傭兵隊長 《フィクションの楽しみ》

2016年 6月 22日

傭兵隊長書影傭兵隊長
《フィクションの楽しみ》
ジョルジュ・ペレック(著)
塩塚秀一郎(訳)

判型:四六上製
頁数:232頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0189-3 C0097
装幀:宗利淳一
6月27日発売!


ペレック生誕80周年記念!
実力を認められ、優雅な生活を送っていた贋作者ガスパール。過去の傑作を真に創造すべく、ダ・メッシーナの『傭兵隊長』に挑んだことで、破滅への序曲が始まる……
失われたアイデンティティと殺人、そして地下トンネルからの脱走、縺れゆく無数の糸。
『人生 使用法』『眠る男』といった代表作の原点であり、作家の没後30年に発見された、幻の<処女作>!
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6月の新刊:【ペレック生誕80周年記念刊行】眠る男《フィクションの楽しみ》

2016年 6月 22日

眠る男眠る男
《フィクションの楽しみ》
ジョルジュ・ペレック(著)
海老坂武(訳)

判型:四六上製
頁数:200頁
定価:2200円+税
ISBN:978−4−8010−0185−5 C0010
装幀:宗利淳一
6月25日発売!


ペレック生誕80周年記念!
〈眠る〉ことによって時代の空気に耐えた、ある男の物語ーー
パリを彷徨する一人の青年の日常を細部にいたるまで活写しながら、60年代のフランスにただよう〈空気〉と〈孤独〉を描いた傑作がついに復刊!
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6月の新刊:いつかはみんな野生にもどる――環境の現象学《エコクリティシズム・コレクション》

2016年 6月 22日

野生に戻るいつかはみんな野生にもどる
環境の現象学
《エコクリティシズム・コレクション》
河野哲也(著)

判型:四六上製
頁数:277頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0188-6 C0090
装幀:滝澤和子
好評発売中!


「私たちは、ある場所の中で、ある時間の流れの中で、身体の働きの一部として考える」(本文より)
 7月8日朝日新聞朝刊「折々のことば」にて取り上げられました!

内容紹介
メキシコのチェチェン・イツァ,パタゴニア,モニュメント・バレー,ヨセミテ渓谷,コルシカ島,そしてフクシマを訪れ著者がその地,そこでの時間のなかで経験し,そのうえでエマーソン,ソロー,ミューア,和辻哲郎,串田孫一,林京子らの作品を読み解き自然と文明のあり方を哲学する。
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6月の新刊:三声書簡 1888-1890

2016年 6月 22日

三声書簡三声書簡 1888-1890
アンドレ・ジッド+ピエール・ルイス+ポール・ヴァレリー(著)
松田浩則+山田広昭+塚本昌則+森本淳生(訳)

判型:A5上製
頁数:695頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0166-4  C 0097
装幀:西山孝司
好評発売中!


フランス文学を知る上での第一級の資料。
ジッド、ルイス、ヴァレリーというフランスを代表する作家3人が、1888年〜1890年の青春期に交わした189通の往復書簡集。文学青年として早熟したジッド−ルイスの友情にはじまり、早くから才能の片鱗を見せていたヴァレリーがそこに加わる……この3者のやりとりはやがて、互いに文学意識を高めていく類例をみない“トリオ”となっていく。
フランス文学、さらには近代文学一般について考える上での貴重なテクスト。
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6月の新刊:エクソダス――アートとデザインをめぐる批評

2016年 6月 22日

ピクチャ 5エクソダス
アートとデザインをめぐる批評
暮沢剛巳(著)

判型:四六並製
頁数:331頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0167-1  C0070
装幀:齋藤久美子
好評発売中!



〈越境〉する思考の軌跡
現代アート/デザイン批評の分野で注目されてきた著者が、ながらく新聞・雑誌・展覧会カタログなどに寄せた文章を集成する批評集。
現代美術をエコロジーの観点から考察する第Ⅰ部「アートの中のエコロジー」。長期にわたってデザイン雑誌に書きついだコラムを集めた第Ⅱ部「Inspiration」。フィールドワークのように国内外の展覧会を紹介する第Ⅲ部「現代美術の履歴書+α」。ミュージアムとデザインを論じた第Ⅳ部「アーカイヴとデザイン」。マンガやアニメの批評を集めた第Ⅴ部「ポストモダンの視覚文化」。
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6月の新刊:(不)可視の監獄

2016年 6月 22日

(不)可視の監獄(不)可視の監獄
サミュエル・ベケットの芸術と歴史
多木陽介(著)

判型:四六上製
頁数:372頁
定価:4000円+税
ISBN:978−4−8010−0186−2 0070
装幀:宗利淳一
好評発売中!



内容紹介
これまで深く考察されてこなかったベケットと監獄との親密な関係を探究しながら、現代に生きるわれわれの実存を閉じ込めてきた〈(不)可視の監獄〉を浮き彫りにする、イタリア在住の演出家による渾身のベケット論。
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6月の新刊:小島信夫長篇集成⑧ 寓話 

2016年 6月 22日

小島長篇8書影寓話
小島信夫長篇集成⑧
編集委員=千石英世・中村邦生
編集協力=柿谷浩一
解説=保坂和志
月報=古谷利裕・阿部公彦・吉増剛造・柿谷浩一

判型:A5判上製
頁数:568頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0118-3 C0393
装幀:西山孝司
好評発売中!


『寓話』は読むこちらがひたすら熱に浮かされるような小説だ、私は読み出すと早々に本を投げて駆け出したくなった、他にそこまで興奮したのは三十になるまで読むのを避けていた『罪と罰』のラストちかく、二人のやりとりの途中私は大阪に向かう新幹線に乗っていたが私は窓を割って飛び降りたくなった。(保坂和志「解説」より)

著者生誕100年&没後10年記念出版!
小島信夫のすべての長篇小説を網羅するシリーズ、第8回配本。
ある日、かつて書いた長篇『墓碑銘』の主人公から、作者の「私」のもとへ電話がかかってきた。やがて届いた長大な暗号書簡を「私」はひたすらに解読し続けるのだが……。過去の作品、そのモデルとなった人物や物事、古今東西の文学作品、同時代のテレビ番組、実在の小説家や作者の友人知人、手紙、電話、暗号……錯雑と渾沌の渦中へと読者を掻っ攫う、稀代未聞の小説空間。
数多くの作家やアーティストに影響を与え続けてきた問題作、待望の復活!!
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5月の新刊:リトル・ボーイ 《フィクションの楽しみ》

2016年 6月 22日

リトルボーイ書影リトル・ボーイ
《フィクションの楽しみ》
マリーナ・ペレサグア(著)
内田吉彦(訳)

判型:四六上製
頁数:248頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0161-9 C0097 
装幀:西山孝司
好評発売中!


本邦初紹介となるスペイン文学の新星が、〈ヒロシマ〉の悲劇を描く問題作!
原爆投下によって被爆し、その後数奇な体験を重ねた女性の半生をめぐる表題作をはじめ、傷つけられ、虐げられ、極限状態で苦悩する人々の不条理な姿を幻想的筆致のうちに描き出し、生の淵源をまばゆく照射する。
ドライで静謐な筆致、アグレッシヴな性描写、痛ましくときにグロテスクな物語世界によって、人間の深奥に隠されたおぞましさに肉迫する13の物語。
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