12月の新刊:バルザック『あら皮』研究——ダンテとラブレーから読み解く複合的構想
2024年 11月 29日
バルザック『あら皮』研究
ダンテとラブレーから読み解く複合的構想
吉野内美恵子(著)
判型:A5判上製
頁数:256頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0844-1 C0098
装幀:齋藤久美子
12月上旬発売!
『あら皮』の結末から、天国を透かし見る
ダンテとラブレーの精読を経て、悪魔に魂を売った破滅の物語の『あら皮』は、罪の浄化というもう一つの物語に反転する――
「風俗研究」と「哲学的研究」の架橋をもくろむバルザックの広大な構想が明らかに。
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