11月の新刊:亡命ロシア演劇——ウクライナ侵攻後の亡命演劇とロシア国内の演劇《水声文庫》

2025年 11月 20日

亡命ロシア演劇_書影亡命ロシア演劇
ウクライナ侵攻後の亡命演劇とロシア国内の演劇
《水声文庫》
岩田貴(著)

判型:四六判上製
頁数:299頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0939-4 C0074
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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ロシア演劇2022-2025
ウクライナ侵攻開始後に亡命したロシア演劇人たちは、侵略を続ける祖国と混迷を極める世界情勢に対して、いかなる演劇を作り出しているのか? そして、国内にとどまった演劇人たちの運命は? 最新のロシア演劇のレポート。

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11月の新刊:戦争の手紙 1914-1918

2025年 11月 14日

戦争の手紙_書影戦争の手紙 1914-1918
ジャック・ヴァシェ(著)
後藤美和子(訳)

判型:A5判上製
頁数:405頁
定価:6500円+税
ISBN:978-4-8010-0890-8 C0097
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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《僕は生き延びる、気も狂わずに生き延びるつもりだ》
旧来の価値観が砕け散った第一次世界大戦の最前線で、まったく新しい精神に目覚めた一人の若者は、手紙を通して、己の輪郭を作り変え、悲惨な現実をユーモアで転覆させ、不条理な世界への絶対的な反抗を体現した。シュルレアリスムをはじめ、アヴァンギャルド運動に絶大な影響を及ぼした15通に加え、現存する書簡を網羅し、計158通を完全収録!

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11月の新刊:バルザック 《人間喜劇》第1巻 風俗研究︱私生活情景*

2025年 11月 11日

人間喜劇1巻書影バルザック 《人間喜劇》第1巻
風俗研究︱私生活情景*
オノレ・ド・バルザック(著)
柏木隆雄・鎌田隆行・澤田肇・私市保彦・芳川泰久・岩村和泉(訳)

判型:A5判上製
頁数:820頁
定価:12000円+税
ISBN:978-4-8010-0900-4 C0397
装幀:西山孝司
11月中旬発売!

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壮麗なる文学的記念碑、刊行開始
第1巻では《人間喜劇》の劈頭を飾る『鞠打つ猫の店』に先立ち、未完に途絶した3作品を解説。さらに、責任編集の解説をはじめ、「総序」、社交界の舞踏会で露わになる野心と誤解の悲喜劇を描く『ソーの舞踏会』、異なる運命を歩む二人の若妻が綴る書簡体小説『二人の若妻の手記』、貧しい画家と老婦人の娘の愛と誤解の物語『財布』、純真な娘の恋と策略を繊細に描く『モデスト・ミニョン』、《人間喜劇》の成立の理解に不可欠な序文資料を収録。

責任編集 私市保彦/柏木隆雄
本巻編集委員 柏木隆雄

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11月の新刊:日本しま紀行①——日本海の島々(Ⅰ)

2025年 11月 5日

日本しま紀行01_書影日本しま紀行①
日本海の島々(Ⅰ)
乾政秀(著)

判型:四六判並製
頁数:320頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0920-2 C0339
装幀:齋藤久美子
11月中旬発売!

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移り変わる島の「今」をうつす
日本最北端の有人離島である礼文島や日本最大の離島である佐渡島をはじめとした日本海北部の離島を収録。海洋環境・水産業コンサルトを務めた著者ならではの視点で島を生きる人々を描く。そして,「日本の吹き溜まり」ともいうべき佐渡島で北一輝の思想に触れる。新シリーズ,注目の一冊!

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11月の新刊:日常のコレオ

2025年 11月 5日

日常のコレオ_書影日常のコレオ
東京都現代美術館(編)

判型:A4判中綴じ
頁数:132頁フルカラー
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0895-3 C0070
装幀:大西隆介
11月上旬発売!

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日常と抵抗のコレオグラフィー
社会構造に組み込まれた見えない暴力や抑圧の力学を可視化し、そこに生きる人々の経験、記憶、希望に光を当て、従属を拒み逸脱する抵抗の身振りと、それを生み出す創造性やユーモアをコレオグラフィー(振付)として描き出す。
現代アートの現在地をしめす、国内外約30組のアーティストの作品をフルカラーで掲載!
東京都現代美術館開館30周年記念展覧会公式図録!!

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10月の新刊:『南回帰線』物語——ヘンリー・ミラーと知られざるキリスト

2025年 10月 17日

南回帰線物語書影R『南回帰線』物語
ヘンリー・ミラーと知られざるキリスト
本田康典(著)

判型:四六判上製
頁数:277頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0937-0 C0098
装幀:齋藤久美子
10月下旬発売!

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新しいヘンリー・ミラー
ネルヴァル、ニーチェ、ベルクソン、ロレンス、バルザック、ロマン・ロラン、ヘッセ、そしてブラヴァツキー夫人の諸著作との対話のなかで次第に自己の探究、アポテオシス(人間の神化)の探究へと向かうミラーの姿を、『南回帰線』はもちろん、公刊・未公刊の諸作品、資料からノート、メモ、書簡の類までをも博捜しつつ活写する。従来のミラー像を覆し、未聞のミラー像を提示する。

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10月の新刊:私の中の水

2025年 10月 3日

私の中の水私の中の水
(著)ミヤタタカシ

判型:A4上製
頁数:48頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0894-6 C0793
10月下旬発売!

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水のめぐりに想いを馳せる女の子の、広大なスケールの心象世界を描いた絵本。
静謐な文章にのびやかであたたかみのある絵が合わさった、大人も子どもも楽しめる内容。


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10月の新刊:太陽の都市《イタリアルネサンス文学・哲学コレクション6》

2025年 10月 3日

太陽の都市太陽の都市
トンマーゾ・カンパネッラ(著)
澤井繁男(訳)

判型:A5判上製
頁数:160頁
定価:2700円+税
ISBN:978-4-8010-0776-5 C0310
装幀:西山孝司
10月中旬発売!

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《イタリアルネサンス文学・哲学コレクション》(全6巻)完結!
教会とスペイン帝国に対し武装蜂起を企図したカトリック僧が、逮捕された獄中にて執筆したユートピア論。
神政政治、結婚と生殖の管理、財産の共有、卓越した科学技術……
混迷の17世紀イタリアで千年王国到来の予感とともに夢想する、原始共産制社会の驚くべきビジョン。

《土星の遠地点が「磨羯宮」に入り、水星のそれが「人馬宮」に入り、火星のそれが「処女宮」に入り、またカシオペア座で、新星が出現した後に大きな合が第一番目の三宮に戻るとき、新しい偉大な君主国の創建、法令や学芸の刷新、新たな預言者たちの誕生、それに大いなる改新が起こるだろう。それはキリスト教徒に大きな利益をもたらすと彼らはいう。だがまず世界は根こそぎ浄化され、それから再建、統合されるだろうさ。》   (本文より)

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10月の新刊:ハザール探索

2025年 10月 3日

ハザール探索ハザール探索
城田俊(編著)

判型:四六判上製
頁数:340頁+モノクロ別丁8頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0776-5 C0022
装幀:齋藤久美子
10月中旬発売!

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謎の帝国の痕跡を求めて
黒海からカスピ海沿岸にかけて繁栄し、10世紀後半に滅亡した騎馬民族ハザール。ユダヤ教との関連をはじめとする数多の謎を解明する、ハザール研究=探索の最前線。
ロシア人考古学者による最良の入門書『ハザール――謎の帝国』(S・プレトニョーヴァ)、ユダヤ・ハザール人が遺した数少ない文字資料『ユダヤ・ハザール往復書簡』、旧ソ連を筆頭に各国のハザールをめぐる政治的思惑に迫った「ハザール探索小史略」を収録!

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9月の新刊:ゾンビ・スタディーズ

2025年 9月 4日

ゾンビ_書影ゾンビ・スタディーズ
(編)岡田尚文・芹澤円

判型:A5判並製
頁数:360頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0888-5 C0070
装幀:宗利淳一
9月下旬発売!

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映画、文学、軍事思想史、コミュニケーション論、大衆消費社会、ポスト・ヒューマニズム、パンデミック……
あらゆる表象の舞台を、さまざまな声なき主体の「代弁者」として彷徨うゾンビから、人間は何を受け取ることができるか。人文知を縦横に駆使し、ゾンビを客体化の軛から解き放つまったく新しい試み。 Read the rest of this entry »

 

9月の新刊:ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む——パンデミックからディープタイムまで《水声文庫》

2025年 9月 2日

『ダロウェイ夫人』を読む_書影ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む
パンデミックからディープタイムまで
《水声文庫》
秦邦生・小川公代(著)

判型:四六判上製
頁数:336頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0882-3 C00098
装幀:宗利淳一
9月中旬発売!

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『ダロウェイ夫人』出版百周年!
1923年6月半ばのある一日の出来事は、百年後を生きるわたしたちの日常に意外なほど似ているのではないか。パンデミック、トラウマ、人種、ジェンダー、都市空間、トランスナショナル、マルチバース、気候変動……孤立した意識に共感の息吹をもたらすべく、モダニズム文学を現代的に精読する。

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9月の新刊:総主教ニーコンとその時代

2025年 9月 2日

総主教ニーコンとその時代総主教ニーコンとその時代
原求作(著)

判型:A5判上製
頁数:360頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0887-8 C0022
装幀:齋藤久美子
9月中旬発売!

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動乱の17世紀ロシア史
300年にわたりロシア正教会を分裂させることになる教会改革を推し進めたモスクワ総主教ニーコン。飽くなき権力欲と宗教的情熱を胸に、策謀を巡らせ皇帝の権威を凌駕せんとした魔術師的人物の生涯を、改革に反旗を翻した長司祭アヴァクームの辿る悲劇的運命とともに克明に描き出す。付録としてイワン・シュシェリン『総主教ニーコンの伝記』を収録。

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9月の新刊:世界の可能性――ピエール゠フィリップ・ジャンダンとの対話《批評の小径》

2025年 8月 26日

世界の可能性_書影世界の可能性
ピエール゠フィリップ・ジャンダンとの対話
《批評の小径》
ジャン゠リュック・ナンシー(著)
伊藤潤一郎・吉松覚・松田智裕(訳)

判型:四六判上製
頁数:197頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-8010-0886-1 C0010
9月下旬発売!

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世界をつくりなおすために。
少年期の読書体験から芽吹き、意味、共同体、政治、宗教、芸術へと枝葉を伸ばした思索が、やがて世界の輪郭を描き出す。その思想史的軌跡と核心を、対話の中で鮮やかに照射する——私たちの思考を新たな地平へ押しひろげる、ナンシーによるナンシー哲学入門。

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9月の新刊:アフター・ネイチャー――20世紀後期におけるイングランドの親族《人類学の転回》

2025年 8月 26日

アフター・ネイチャー_書影アフター・ネイチャー
20世紀後期におけるイングランドの親族
《人類学の転回》
マリリン・ストラザーン(著)
谷憲一・堀口真司(訳)

判型:A5判上製
頁数:418頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0723-9 C0010
9月中旬発売!

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〈自然〉はいつ消失したのか
生殖技術の発達によって、親族を支える自然的基礎が揺らぎはじめた20世紀後期イングランド。当代一流の人類学者が、変容する〈親族〉のあり方を文化的視点から鮮やかに説明する。人類学における存在論的転回の力学のなかで、人文学全体の地平をひらく知の実践。

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9月の新刊:詩人の場所、星々の時間――関西マラルメ研究会20周年記念論文集

2025年 8月 26日

詩人の場所、星々の時間_書影詩人の場所、星々の時間
関西マラルメ研究会20周年記念論文集
坂巻康司+中畑寛之(編)
判型:A5判上製
頁数:477頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0885-4 C0098
装幀:宗利淳一
9月上旬発売!

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マラルメの過去・現在・未来
何事も起こりはしないだろう、場を除いては――マラルメの放つ光はあらゆる思考を引きつけ、渦のように邂逅し銀河を形づくる。
同時代の批評をはじめ、現代思想にまで届く詩人の光跡を丹念にたどり、その影響と彼らの布置によって浮かび上がる「場」を描き出す。

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9月の新刊:芸術、失われた信頼をもとめて《水声文庫》

2025年 8月 22日

芸術、失われた_書影芸術、失われた信頼をもとめて
《水声文庫》
杉田敦(著)

判型:四六判上製
頁数:396頁
定価:3600円+税
ISBN:978-4-8010-0884-7 C0070
装幀:宗利淳一
9月上旬発売!

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政治的なものに抗するための政治
リスボンからヴェネツィア、カッセル……、そしてアテネへ――
アートが社会的・政治的転回を画そうとする2017年。激動の国際情勢のなかで、アートに注がれる眼差しは、それを取り巻く社会はいかに変容したのか。ドクメンタ、ヴェネツィア・ビエンナーレ、マニフェスタ、ミュンスター彫刻プロジェクトなどの国際展を経巡り、失われた希望を追い求めた旅路。

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9月の新刊:Jūnen: Collaboration and Archiving

2025年 8月 21日

JUNEN_書影 Jūnen
Collaboration and Archiving
Maki Umehara/梅原麻紀(著)
判型: A5判上製
頁数:176頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0881-6 C0070
装幀:著者自装
9月上旬発売!


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アーティストの梅原麻紀、ドイツ人アーティストのアナ・ハイデ ンハイン、エルマー・ヘアマンはともに2006年にコレクティブnüans(2006年―2016年)を結成し、デュッセルドルフとイスタンブールを拠点に活動してきた。著者はnüansのアートプロジェクトを紹介しながら、美術史の文脈だけではなく、属する社会の伝統の継承をコラボレーションやアーカイヴのなかで再構築するために、現代社会での他者性の問題についての議論を掘り下げた。芸術やアーカイヴを通したコミュニケーションによる知覚の反復運動が生み出すものとは何か、を問いかけたものが本書である。
* 本書は英語の書籍になります。

The artist collective nüans (2006-2016) was co-founded by artist Maki Umehara, German artists Anna Heidenhain and Elmar Herman; and had been based in Düsseldorf and Istanbul. While introducing the project by nüans, the author explored collaboration and the archive not only in the context of art history but also within the tradition of a society, paying attention to the problem of societal newcomers in an attempt to broaden the discussion. This book has revealed that the repetitive motion of constant perception that occurred through communication with art and archives led to the creation of new art forms, and what sort of creation generated from there.
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8月の新刊:戦後初期日本のアートとエンゲージメント

2025年 7月 25日

戦後初期日本のアートとエンゲージメント_書影戦後初期日本のアートとエンゲージメント
ジャスティン・ジェスティ(著)
山本浩貴(訳)

判型:A5判上製
頁数:480頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0875-5 C0070
装幀:木村稔将
8月下旬発売!
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1950年代、ルポルタージュ芸術から九州派、創造美育協会まで、創作活動は社会運動と深く結びついていた─―
特権的なものに抗い、新たな価値体系を樹立せんとした社会関与的な芸術の試み。そのネットワークをたどり、未だ汲みつくされることなき芸術゠社会的実践の可能性に光を当てる。

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8月の新刊:フォレンジック・アーキテクチャー——検知可能性の敷居における暴力

2025年 7月 25日

フォレンジック・アーキテクチャー_書影フォレンジック・アーキテクチャー
検知可能性の敷居における暴力
エヤル・ヴァイツマン(著)
中井悠(訳)

判型:B5変型判上製
頁数:362頁
定価:7200円+税
ISBN:978-4-8010-0871-7 C0036
8月下旬発売!

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傷だらけの現場は証言する。
パレスチナ紛争をはじめとした国家が引き起こす暴力を調査し、記録・記憶・痕跡から見出した証拠を繋ぎ合わせ、責任の所在を浮かび上がらせる。斬新な調査手法で近年注目を浴びる「フォレンジック・アーキテクチャー」のさまざまな実践を記録した、パフォーマンスの断章。

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7月の新刊:スペイン文明論集Ⅱ[歴史・文化篇]

2025年 7月 25日

スペイン文明論集2_書影スペイン文明論集Ⅱ
[歴史・文化篇]
アメリコ・カストロ(著)
本田誠二(編訳)

判型:A5判上製
頁数:734頁
定価:10000円+税
ISBN:978-4-8010-0843-4 C0022
装幀:齋藤久美子
7月下旬発売!

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レコンキスタ、サンティアゴ騎士団、異端審問…
20世紀スペイン屈指の歴史家=文芸批評家が、〈衰退するスペイン〉への危機意識のもと、スペイン民族の核心を把握し直すべく、キリスト教徒・ユダヤ教徒・イスラム教徒の共存と対立の中で編まれたスペインの歴史の独自性を多角的に論じる。

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