12月の新刊:レオノーラ《フィクションのエル・ドラード》
2020年 12月 9日
レオノーラ
《フィクションのエル・ドラード》
エレナ・ポニアトウスカ(著)
富田広樹(訳)
判型:四六判上製
頁数:560頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0538-9 C0397
装幀:宗利淳一
12月下旬頃発売!
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シュルレアリスム女性画家の生涯
彼女の描く世界は、突飛な諧謔精神と幻想によって支配されており、そこではごく普通の日常の現実と、不気味で思いもよらない現実とを切り離している境界が曖昧でぼやけたものとなる。――オクタビオ・パス
「
イギリスの大富豪の一族に生まれ、《深窓の令嬢》として育てられたレオノーラは、幼い頃から動物と会話し、精霊が見える不思議なヴィジョンの持ち主。
彼女の運命は、シュルレアリストの画家マックス・エルンストとの出会いによってめくるめき冒険へと投げ出される……
不世出の画家レオノーラ・キャリントン(1917-2011)の生涯を現実とフィクションのあいだに描きだした傑作長篇。
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